戦争の記憶② 〜未来を描く〜

訪問してくださいまして、

ありがとうございます。

 

前回のブログで、

8月になると、

原爆や戦争のことを思い出す。

 

そして、

今日本人にとって1番大事なことは

先の大戦は、

日本人の心にどんな影響を残したのか、

に向き合うことが大事である、

と書きました。

 

今日は、なぜそれと向き合うことが

必要なのかについて、

少し書いてみたいと思います。

 

端的にいうと、

未来が描きづらい、と思うからです。

 

戦争の加害者・被害者という枠組みを

全部取っ払って、

どこまでも、どこまでも

客観的にものごとをみる視点がないと、

全体が見えず、

考えが目先のことだけにとらわれやすい

と思うのです。

 

未来は、今自分達がどこにいるのか、

という現在地が明確に分かって、

初めて描けます。

 

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例えば、

ノルウェーに旅行をしようと

思ったとしましょう。

 

自分が、どの地域から

出発するのかが分からないと、

目的地(ノルウェー)に

到着するために、

 

・どのくらい時間がかかるのか

・輸送手段は何が適しているのか

 (飛行機なのか、船なのか)

 

が分かりません。

 

また、旅先で快適に過ごすには、

 

・どのような衣類を持っていくのか

 (コートがいるの?半袖がいいの?)

・旅先で何をしたいのか

 

なども考える必要があるでしょう。

 

また、

出発地点が曖昧でも、

考えはぼやけます。

 

漠然と

「日本」からノルウェーに出発する、

だけだと、

 

沖縄かもしれないし、

北海道かもしれないし、

 

もしかしたら、離島かもしれない。

これでは、やはり物事を

シャープに考えることはできません。

 

つまり、

ノルウェーに行って旅行を楽しむ

という未来が描きづらくなるのです。

 

それと同じで、

日本の今の現在地がわからなければ

未来は描きづらいだろうな、

と思ったわけです。

 

国は、その国の人の心のあり方が

そのまま反映されます。

 

だからこそ、

先の大戦で経験したことが

 

今の日本人の心に

どんな影響を与えているのか

 

ということが見えないと、

日本の進むべき方向性がわからない

ということにもなってしまいます。

 

過去を審判・判断することから、

一歩抜け出して、

現在地診断するところから、

令和の時代らしい

日本の未来を作っていきたいです。

 

最後までブログを読んで下さいまして

ありがとうございました。

 

 

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