幼い時に経験した心の叫び ~番外編~

みなさん、こんにちは。

訪問してくださいまして、ありがとうございます。

 

昨日までの3日間、

「私は受け入れてもらえるのだろうか。」

という不安感に支配されていたという記事を書きました。

 

これについて、もうちょっと。

 

「私は受け入れてもらえるのだろうか。」

と思っているということは、

「わたしはどうせ受け入れてもらえない。」

という大前提があるということです。

 

別の言い方をすれば、

「誰にも受け入れてもらえるはずがない私」

というIDを持っていたということです。

 

そして、裏を返せば

そんな自分だから・・・

「誰からも受け入れられる、絶対NOが言えない立派は人間になるぞ!」

という心の叫びも同時に持っているということです。

 

この世は相対世界ですから、表があれば裏があるのです。

このギャップがエンジンになって私は生きてきたのです。

 

その時々で、自分にとって

プラスの結果が出ることがあったり、

マイナスの結果がでることがあったり・・

いろいろだけど、最終的には必ずうまくいかない方に傾くようになっています。

 

このエンジン、出発がいつも

「私はどうせ受け入れてもらえない」だから、

どんなに努力しても

+(プラス)-(マイナス)ゼロ。

 

どんなにうまくいってもゼロなんです。

 

結局同じところをぐるぐるしているだけ。

 

 

そして、一生懸命、一生懸命努力して、たとえ

「私はどうせ受け入れてもらえない」が解決したとしても

今度は「もっとこうなりたい」「もっとできる」「もっとやれる」といった

もっともっとが収まらなくなります。

欲求の奴隷です。

 

人は、成功体験に執着します。

それが、他人からみたら「成功?」と思えるようなことでも

本人の欲求を満たすことに貢献していればその体験は「成功」なのです。

 

そして、その成功を求めて、のどの渇きを潤したい欲求にかられるように

「もっともっと」 と追及し続けます。

 

一見前向きで向上心があるように見えますよね。

決してそれが悪いわけではないのです。

 

でも今の時代、もうみんなこの生き方に疲れていると思いませんか?

家庭で、学校で、会社で、プライベートで・・

周りからも自分自らも、良くも悪くも「もっともっと」とモチベーションをかけられて。

 

もったいないんです。

だって、これもまた同じところをぐるぐるしているだけだから。

 

はっきり言って本当の成長はしていないんです。

変化した気になることはできても。

一瞬の変化にすぎません。

 

この「+(プラス)-(マイナス)ゼロ変化」を横軸の変化とするならば、

「+(プラス)-(マイナス)ゼロ変化」を包越する縦軸の変化があります。

 

その新しい変化の方向性を獲得することが必要な時代なのです。

 

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