幼いころからたくさんのことを暗記してきました。
言葉だけではありません。
数式も覚えました。
歴史も覚えました。
思想も倫理・道徳も覚えました。
それだけではありません。
〇〇さんには、こういう言い方をしたら機嫌が悪くなる
とか
△△さんは、こういう褒め方をすると関係がうまくいく
とか・・・
経験、体験から蓄積した暗記の数々。
対人間となると、それは単なる「決めつけ」としか言いようがありません。
しかも、よくよく考えてみると・・・
自分の都合のいい反応が欲しいが故に相手の気持ちも無視して、
相手をコントロールしようとする無意識も見えてきたりします。
意識的にであれ、無意識的にであれ
人は相手を変えよう、動かそうとします。
お互いに、それぞれ自分の「良かれ」を基準にして。
大概、どちらかが「我慢」をすることになります。
無意識の「我慢」、「ストレス」の蓄積。
感情的には「怒り」を感じる人もいるでしょうし、
「諦め」や「絶望」に傾く人もいると思います。
相手との関係性によって変わってきますよね。
いずれにしてもひとつ確実に言えることは、
このままでは人は幸せにはなれないということ。
なぜならば、全ては関係性だからです。
人間は1人で生きていくことはできません。
今ここ、100%関係性で成り立っています。
だから、今自分がストレスを感じていたり、
うまくいかないなって感じているとしたら
それは関係性に歪みが生じているということです。
なぜ、そのようなことが起きるのか。
それが「観点固定」の問題です。
観点の問題を知ることは、
「地図上で自分の現在地を明確に知ること」と同じこと。
そして、観点の外に出たとしたら・・?
「設計図を持った状態で旅を再スタートさせることができる」
のと同じことです。
観点の中にいるだけでは、人間最高の機能が発揮できません。
さあ! 観点の外に出て、
今まで一生懸命頑張って蓄積してきたものもそのまま底上げして、
人間最高の機能を発揮し、人生を豊かに生きていきませんか?
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